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【旅記事】豊洲xチームラボ:水と炎の共演「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」

【旅記事】豊洲xチームラボ:水と炎の共演「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」

ひざを濡らすほどの水中を歩きながらアート作品を鑑賞する、水に入るミュージアムこと「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」。2018年にオープンし、期間限定だったものの好評を博し、2022年末までの延長が決定。さらに2021年4月7日より、炎を描いた2作品の登場に加え、4月末まで春を彩る特別な演出も。留まることを知らない、湧き水のようなチームラボの創作意欲にあふれた空間にいると、自分の世界ではない、別次元のどこかへ迷い込んでしまったようです。

水をテーマにした施設に炎が登場

森のごとくタワーマンションが太陽に向かって伸び、自然の恵みが市場に毎日届けられている豊洲エリア。開発と未来の匂いが漂う一角に、チームラボプラネッツ TOKYO DMMがあります。

建物正面には、新しい作品「空から噴き落ちる、地上に憑依する炎」が早速にもお出迎え。炎が燃焼する現象を捉えようと、気体の分子の動きまで観察を掘り下げ、その様子を線で表現。そして、その線を集合させて炎を描いたという作品は、完成まで3年におよぶ月日を要しました。

同じ映像を流すのではなく、常に異なる燃焼を繰り返し、決して火が消えることがない作品は異彩で妖艶。高さが15m近くあり、建物のランドマーク的存在です。

万華鏡のような光の世界

チームラボの世界に好奇心と畏怖を抱きつつ、まず案内されたのが1,000個はあるロッカー室。ここで靴や荷物を預け、身軽になるのが最初の体験。素足の開放感を味わいながら、いよいよアート体験の始まりです。

闇に照らされた通路の先で待っていたのは「The Infinite Crystal Universe」。点となった光が集合し、空間をどこまでも埋め尽くした光景は息を呑むほどの眩さと美しさに圧倒されます。

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右、左と自分の周囲ばかり目を配りがちですが、鏡張りとなった足元や天井もお忘れなく。360度見回しても端が見えない、永続性の空間は絶えず色が変化し、その典雅な景色が訪れる人を迷い込ませます。

足元が反射するというとで、こちらではハーフパンツを無料で借りられ、更衣室も完備。女性用は身体にピタっとするデザインで、スカートと併用できるので当日のコーディネートも損なうことなく楽しめます。

ゆっくりと鑑賞できるエリアは2か所あり、そのうち1か所は綺麗なシルエットの写真が撮れると評判で、プロフィール写真に使う人も多いのだとか。

ジャンプしたり、ポーズを決めたり。座り込んだ写真も人気です。

クリスタルを彷彿させる白、サファイアのようなブルーと色が常時変化しますが、実はアプリから自分で色をリクエストするのも可能。ランダムに登場する6つの星から1つ選ぶことで、その星に見合った光と音が奏でられるという、参加型アート作品になっています。

鯉と戯れる、唯一無二の作品

裸足になった理由に納得するのが、次の作品「人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」にて。

ひざ下まで水に浸かる、プールのような空間には鮮やかな鯉が自由に泳ぎ回り、楽園のよう。その優美な姿を目で追っていると、鯉が興味を持って、こちらに近づいてくることも。対して、追いかけると逃げることもあるという、命を宿した生きものらしい一面も持っています。

色が薄い衣服を着ていると、鯉が自分のもとに遊びにくることも。

鯉の群れが自分の周りを自由奔放に泳ぎ回るだけでも一興ですが、触れると季節の草木に姿を化すというのだから目を見張ります。

夏はひまわり、秋は紅葉など数種類が選ばれますが、4月末までは特別に桜の花びらが一面に舞い散る仕様。

一定の時間が経過すると、鯉の泳いだ軌跡が光の線となり、鯉自身もピンクや赤の光へ。

自分を中心に光の渦が巻かれ、周辺と一体化することで、この作品はクライマックスを迎えるのです。

「作品のために建物をつくったというだけあって、この施設の特徴は規模が大きく、チームラボが取り組んでいる没入感や、アートと自分の境界をなくすボーダレスをじっくり味わえます」と話す、チームラボプラネッツTOKYO DMMの藤畑さん。大いに納得です。

ひっそりと燃える炎の小部屋

実は、この空間と接する別室にて、もう1つの作品が誕生しました。その名も「憑依する炎」。建物前にあった作品と同様、燃焼する様子が線の集合体によって描かれています。

作品の前にはベンチが用意され、じっくりと鑑賞することも可能。煌々と燃え続ける炎に想いと眼差しを馳せれば、終始無言のなかにも新たな感覚や気付きが起きるはず。

足もとを満たす水ですが、一年を通して、細かく温度設定が調節されています。夏は涼しく、冬は暖かく。人によっては足湯だと顔をほころばすのだとか。2作品は部屋が繋がっていますが、部屋ごとでも微妙に水温を変えており、五感へのアプローチにも抜け目がありません。

触れることで何かが始まる作品

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自分が小さくなったのではないか、と疑ってしまうほど、巨大なボールに囲まれた空間は「意思を持ち変容する空間、広がる立体的存在 – 平面化する3色と曖昧な9色、自由浮遊」という作品。

人と接し、その衝撃によって球体は色を変え、その変化が周囲へと伝わっていくという、人と交流することで成り立つアートです。

色も原色の青・赤・緑のほか、グラデーションによって派生した曖昧な色(水草のこもれび・朝焼け・花菖蒲など)が加わり、水彩画のように視界を鮮やかに彩り、抽象画のように不思議な世界へ誘います。

球体は跳ねたり、浮かんだり、接近してきたりと、個々が好き勝手に動き回っていると思いきや、一斉に天井へ浮き上がったり。自由な動きに大人から子供まで夢中になれる作品です。

プラネッツに込めた想い

施設名に「プラネッツ」を起用したように、ここではアート作品を1つの惑星に見立て、惑星から惑星へとワープするような宇宙旅行を楽しんでもらうのも狙いの1つ。

そのため、宇宙を彷彿させるような闇の通路によって作品と作品の境界線がハッキリと分けられています。

さらに暗くすることで視覚に頼りがちな私たちの感覚をリセットし、嗅覚や触覚などを研ぎ澄ます役割も。宇宙をイメージした香りを開発したり、植物の芳醇なアロマを使ったりなど、作品に合わせて香りも1つ1つデザインするというこだわりです。

美しい、美しくない、すべてが作品

満天の花に囲まれた「Floating in the Falling Universe of Flowers」は、フィナーレに訪れる煌びやかな作品。

「季節の花々が一年を巡るように春夏秋冬の順に登場しますが、それも突然切り替わらないように、春の桜や菜の花が満開のなか、アジサイやひまわりなど初夏の花が少しずつ増えていくなど、徐々に移り変わるようにしています。また美しい部分だけではなく、茎や葉も大切な花の一部なので省くことはせず、咲いて枯れるまでの一連の流れが映し出されているんです」と、藤畑さん。

花を咲かすために、つぼみが付くように。種を残すために、花が枯れるように。栄枯盛衰、諸行無常だからこそ、いつまでも見ていたい気持ちにさせられるのかもしれません。

4月末までは、桜吹雪が天井全体を舞うという特別なひとときも。

今にぴったりな場所

季節限定の桜の演出に加え、新たな作品も加わった「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」。コロナ対策として来場者数を通常の50%程度に留めているため、空いている状態で鑑賞できます。

チケットは公式ホームページより、日時を指定して購入。土日の14時前後がピークですが、平日の夕方だと人も少なく、のんびりと見て回れると言います。移動や行動が懸念される今だからこそ、宇宙旅行くらいの思い切った気分転換が丁度よいのかもしれません。

常に燃え続けるチームラボの炎。その炎は、情熱として人の心を焚きつけるのか、揺らぎとして人に束の間の安堵を与えるのか。どちらにせよ、火は花火やろうそくのように分けられるもの。私たちの胸にも灯った炎が、先が見えない明日を少しだけ明るく照らしてくれます。


<チームラボプラネッツ TOKYO DMMの基本情報>
住所:東京都江東区豊洲6-1-16
営業時間:
政府の緊急事態宣言の発出により、4月25日(日)より臨時休館中。
再開については、決定次第公式サイトにてお知らせ予定です。
4月24日(土)から5月9日(日)まで
9:00~19:00 最終入場は閉館の30分前

*開館時間が変更になる可能性があります。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
定休日:不定休
アクセス:ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線「新豊洲駅」より 徒歩約1分
バス停「新豊洲駅」より徒歩約2分
https://planets.teamlab.art/tokyo/jp/

【旅記事】渋谷xブティックホテル「sequence MIYASHITA PARK」プチ逃避行先にいかが?

【旅記事】渋谷xブティックホテル「sequence MIYASHITA PARK」プチ逃避行先にいかが?

スクランブルスクエア、フクラスと再開発ラッシュが続く渋谷駅界隈。以前は近寄り難かった宮下公園も公園とショッピングを兼ねた複合施設MIYASHITA PARKとして生まれ変わり、その一端にホテル「sequence MIYASHITA PARK(シークエンス ミヤシタ パーク)」もオープンしました。

四方に客室が配され、各方面に向いた窓から臨む渋谷の街並みは多面的で、それだけでこの街の複雑さが感じられます。鮮やかで眩しくて、そして人の存在が常に感じられる。人恋しくなったら、ここに泊まってみてください。

現代的でスタイリッシュな建物

sequence MIYASHITA PARKがあるのは、MIYASHITA PARKの北端。4階の公園エリアから向かうと、青々と茂る芝生の先に、テトリスを積み上げたようなブロック型の外観が見えてきます。

フロントは、シェアオフィスのようなカジュアルでオープンな雰囲気。複数のディスプレイが設置されていて、さながら訪問先の企業を呼び出すようにタッチパネルを使い、自分たちでチェックインを行います。

自分でカードキーまで設定する作業が新鮮。ここでアメニティも選びます。

心地よさを追求した客室

ライトグレーと木材の壁はクールな印象でありながらも温もりが感じられ、部屋を彩る金色のインテリアが洗練された雰囲気を演出。

限られたスペースを最大限に生かそうと、情報はすべてタブレットに集約させ、控えめな家具を配置。そして奥の壁一面が窓となり、無限の奥行を演出しています。

さらにベッド上の天井を高くするなどで圧迫感も感じません。手が届く距離に必要なものを置けるので、使い勝手が良く、快適に過ごせる客室です。

浴衣ではなく、ズボンもついたパジャマが着用できるも嬉しいポイント。これで下半身も冷えません。

唯一自己主張を放っているといえるのが、部屋に展示されているアート作品。こちらのホテルが「アートと宿泊者をつなぎたい」という想いゆえのあえての装飾であり、これがホテル独自の面白さ、ユニークさに通じます。

客室に潜む小さなこだわり

快適な空間を維持しつつ、渋谷らしさの奇抜さやファッションを示したいというホテルのこだわりをまず感じたのが、照明のスイッチ。部屋に入ったとき、多くの人たちが最初に目にする部分ではないでしょうか。

少し力を入れないとカチッと上がらない真鍮製のスイッチ。すっかり日常から姿を消してしまったからこそ、ここで指をかけると同時に、非日常の舞台も開演したようです。

気まずくならない洗面所

約240室の8割以上の客室がシャワーのみ。浴槽が恋しい場合はキングルームやジュニアスイートだと備わっています。

大浴場や浴槽がないことに物足りなさを感じつつも、頭上から全身くまなくお湯が注がれるレインシャワーを浴びれば、雨に打たれたようなずぶ濡れ状態で、ちょっとしたドラマ気分。アメニティにはオーガニックのシャンプー、コンディショナー、ボディソープが備わっています。

洗面台はシャワー室の外にあるので、1人がシャワーやトイレを使用中のときも終わるのを待たずに使用できます。ミネラルウォーターは無料。湯沸かし器もフロントで借りれます。

夜が特別なひととき

眠らない街に泊まるのだから、夜通し出掛けることも渋谷らしい過ごし方ですが、せっかく落ち着ける拠点があるのだからこそ、部屋でぼーっと窓の外を眺める時間もつくってほしいです。

遊び足りないものの終電を気にして足早に歩く友達グループや、深夜遅くに歩道でスケボーの練習をする男の子たち。次から次へと通り過ぎるタクシーは誰かを乗せていて、今日も家路へと向かっています。

部屋から外を眺めていると、常に何かしらの動きがあって、そこには必ず人の気配があります。通行人、揺れるカーテン、消灯する部屋、路上駐車する作業車。自分は独りぼっちじゃないんだなぁとしみじみ感じ、ただ眺めて確認できる距離感がちょうど良いです。

窓ガラスに書かれた「Hi, TOKYO」が作品名のようで、窓から見た景色すべてが東京という街を表しています。

早朝、無人の公園を散歩

早朝の渋谷は夜の妖美な姿とは一転、静寂に包まれています。昨夜、夜景という名の下に一体化していた建物たちも、ジオラマのごとく、それぞれの存在感を放ち始めます。

宮下公園は8時から開園しますが、オープン前の様子を独り占めできるのがホテル宿泊者の特権。職員さんが公園を掃除してたり、カフェの店員さんが開店前の準備に取り掛かってたり。その様子を見て、こちらも今日を充実させるぞと前向きな気持ちになります。

朝食の選択肢は3つ

sequence MIYASHITA PARKでは5階にレストラン「Dōngxī Restaurant & Sakaba(ドンシー レストラン&サカバ)」があり、朝からボリューム満点な朝食をいただけます。ベジタリアンメニューや、インドネシアのさっぱりした麺料理フォーなど、従来の朝食とは一味違う、グローバルなメニューが特徴です。

宿泊者以外も利用できる4階のカフェ「VALLEY PARK STAND(ヴァリー・パーク・スタンド)」では、ドリンクとペイストリーなど軽めな朝食を販売。数種類あるピタサンドはその場で温めてくれ、自分の部屋に持ち帰って食べることも可能。活動を開始した渋谷の様子を見ながらいただく朝食はここならではです。

そしてホテル以外にも、渋谷周辺では朝からオープンしているカフェや朝食屋さんもあるので、散歩がてら訪れてみるのが3つ目の選択肢となります。

主婦やシニアに泊まってほしい

4階のカフェではパソコンで作業している人たちも多く、ホテルというよりコワーキングスペースな印象。さらにカフェで販売されている専用タンブラーを購入するとホテル滞在中は無料でコーヒーをいただけるということから、東京に仕事や会議などで訪れた会社員には使い勝手が良さそうです。

タンブラー以外にもカップやTシャツ、再利用可能なストローなどの雑貨も販売。

渋谷という立地からファミリーやカップルで使う人たちが多いと聞き、それにも納得。渋谷だけでも1日中過ごせますし、電車を使えば東京の主要スポットにすぐ行けます。チェックアウトが14時と通常より遅いため、ギリギリまで部屋に荷物を置いたまま出掛けられるのも魅力です。

ただし、それだと普通のビジネスホテルと変わりなく、あえて主婦やシニアの方々がsequence MIYASHITA PARKに滞在したら素敵だなと思いました。

仕事に家事に育児とマルチタスクをこなす主婦さんはスーパーウーマンです。だからこそ、少し疲れてしまったり、1人になりたくなったりしたら、このプチ逃亡先へ。非日常感な客室は日ごろの気持ちをリセットし、普段より開放的な時間は人の温もりを恋しくさせ、朝には家に帰りたくなるはず。

またシニアの方々にとっても、段差が少なく、ベッド仕様の客室は使いやすいはず。さらにトイレと浴槽が一体型となったアクセシブルルームもあります。若者の街というイメージが強い渋谷ですが、sequence MIYASHITA PARKなら落ち着いた雰囲気を楽しめます。普段とは違うオシャレな服装に身を包み、カフェで優雅に朝のコーヒーを飲む姿は様になります。

どんな人も受け入れられるのが、渋谷の土地柄なのだから、予想外な人にこそsequence MIYASHITA PARKを利用してもらいたいです。

渋谷を魅力的にさせるものは…

遊ぶ渋谷から泊まる渋谷を体感できる「sequence MIYASHITA PARK」。名前のsequenceはつながりという意味で、その名の通り、このホテルから人と人、人と街がつながっていきます。その連鎖反応が街をより複雑にし、魅力的にすることで、さらに多くの人が渋谷という街に惹きつけられているのかもしれません。


<sequence MIYASHITA PARKの基本情報>
住所:東京都渋谷区神宮前 6-20-10 MIYASHITA PARK North
アクセス:「渋谷」駅B1出口より徒歩3分
https://www.sequencehotels.com/miyashita-park/

【旅記事】Japan x Autumn Leaves: A Tour or a Show? Or May Be a Course Japan 101

【旅記事】Japan x Autumn Leaves: A Tour or a Show? Or May Be a Course Japan 101

“Ladies and Gentlemen, welcome abroad to HIS Airline 123.” The tour starts with the lovely smile of Minami-san wearing a uniform of flight attendant and the atmosphere turns to exciting. This tour is hosted by H.I.S. Co., Ltd., one of well-known travel agencies in Japan. They offer various virtual tours about introducing not only Tokyo but must-visit-and-see spots all over Japan.

Japan has four seasons; spring, summer, fall and winter. Each season changes landscapes dramatically and that is why not so a few international tourists come back to Japan in different seasons. In spring, Japanese people are waiting the call of cherry blossom blooming that means the end of long cold winter.

The fall is the best season to visit Japan. This is not only because the weather is not so cold either so hot, but also it is the season of harvest such as Japanese mushrooms called Shiitake, chestnuts, sweet potatoes, oysters and so on. There are many phrases in Japan to describe what a good season the fall is. As people hear the news about when and where the cherry blossoms are blooming in spring, it happens to the autumn leaves as well.    

Gingko trees turn to yellow and the ground is covered by golden leaves. Maple trees turn to red and its merlot color spreads into greenery mountains like an impressionism drawing. That’s the typical sight in Japan and there are tours to see beautiful landscapes covered by colorful autumn leaves. For this year, what makes it special is people can enjoy several spots of autumn leaves nationwide in Japan via online.

H.I.S. Co., Ltd. has branches all over Japan so during the virtual tour each tour guide from Tokyo, Sapporo, Sendai, Kyoto and Fukuoka are appeared and they introduce the area’s history, culture, local food and famous tourist spots.

What is surprising is the tour starts with the scene of inside aircraft and there is a guide Davide-san waiting you in Haneda Airport, the main international airport in Tokyo as if you actually arrived Japan after spending long long hours on the airplane. The scene of airport is enough to entertain you and make you ready to start travelling.  

The first destination to see the autumn leaves is Gaienmae, Tokyo. The weather via the screen looks perfect sunny and Ginkgo Tree Line Avenue is fabulous. Tokyo is well known for the place with high buildings or colorful electric ads so it is surprising that some of parks in Tokyo like Gaienmae have tall trees and pretty flower gardens. Here is the spot where you don’t go by yourself but the guide, this time Valentin-san escorts.

Second destination is Sapporo in Hokkaido. The most northern prefecture in Japan. After we saw people in Tokyo wearing T-shirts or light jackets and enjoy sunbathing, the winter already arrived in Sapporo. Piphat-san’s thick winter jacket and the gray cloudy weather make even us feel chilly. He turns his camera to show the autumn leaves but his small (and funny) scream tells the best time here is already over.

The new guide, Takasuji-san, shows Nijo Market, 15 stores and restaurant are gathered. His crab-shape hat is fun to watch and even the people at the market are smiling at him. As various crabs are lining on the store, I would have to admit the one sad thing about the virtual tour is while the guide eats the tasty seafood rice ball, what the audience can do is just watching and guessing how the taste should be. I can see the people add “eating a real seafood rice” for to-do list in Japan.  

 

As dreaming of juicy crabs and sea foods in Hokkaido ,the tour moves on to the third destination, Sendai. Andy-san’s cheerful voice and the samurai hat welcome us. Sendai is located in the northern part of Japan’s main island so the weather there seems cold but the rainbow luckily appears in Sendai and warms up both our feelings and hearts. That’s the gift of live broadcasting; something unpredictable happens.

The fourth destination is Kyoto, the worldly well-known and super popular place that you could easily tell even from the screen. The guide, Robyn-san starts her guide in Kyoto from the bamboo garden and while she is walking, many tourists are also there. Some of them are wearing yukata, the traditional Japanese clothing so as if we travel even into the old old time. As hopping to souvenir and craft shops, each item is dedicatedly hand made so shopping and finding good Japanese crafts is up there. 

Fukuoka, the last destination, shows another aspect of Japan since it is located in the different island and is south from Kyoto and Tokyo. Ofuchi-san introduces the history of how Dazaifu Tenmangu Shrine is built and shares the interesting story that the shrine is dedicated to Sugawara Michizane. Because the person was a great scholar, today many students come and pray for their academic success on exams.   

If you actually visit these 5 spots, it will take 7 to 10 days so this 90-minute virtual tour is like a summary of Japan. Japan’s size is as same as California, just only one state of the United States. However, as guides mention that the weather in Hokkaido forwards approximately one month ahead from Tokyo or other southern areas. When the north prefectures are ready for winter, the south prefectures still enjoy Indian summer. Japan is bigger and more diverse than its actual size.

In 2020, traveling especially internationally has become a pipe dream. People dream to go anywhere besides own place. The impressive thing about this virtual tour is you can feel extraordinary by the guides walking and showing how each city is now. The lively atmosphere are delivered even via screens and furthermore, you must know all guides’ warm hearts as waiting for our actual visits.

If you are interested in the tour I took, here is the link.
https://bus.hisgo.com/?tag=00cc334c-3ff1-4b90-9503-8f5257f8a3ef

【旅記事】渋谷xイルミネーション: 灯して、祈って、繋がって

【旅記事】渋谷xイルミネーション: 灯して、祈って、繋がって

相次ぐ大型複合施設のオープンで、さらなる活気をみせる渋谷。渋谷駅直結の渋谷ストリームでは、2020年11月19日(金)~12月25日(金)よりクリスマスイルミネーション【LIGHT of WISH -SHIBUYA STREAM 2020 ILLUMINATION-】を開催。

2020年だからこそ従来の参加型ではなく、非接触体験型でデザインされ、自分のスマホを使って見たい光の色を選べます。光にはそれぞれ「感謝」「祈り」「希望」などの言葉が表示され、色で選ぶか、言葉で選ぶかが悩むところ。煌々とする渋谷にそっと柔らかな光が灯されます。

好きな色を灯せる演出

渋谷ストリームの中央にある大階段に、さまざまな形をしたランタンが集結。階段中央にあるQRコードをスマホで読み取ると、愛の赤、祈りの白、感謝の青など6種類の想いの色が表示されます。その中から好きな色を選ぶと、音楽とともに多色に輝いていたランタンがいっぺんにその色に。

スマホ画面の「あなたの想いをランタンに灯そう」のメッセージが効いて、自分の想いが繋がったと感じ、選んだ色にも愛着が深まります。

繋がりの大切さを表現

「本来なら今頃はイルミネーションの点灯式ラッシュなんですけど…」と、スタッフの林田さん。イルミネーションを実行できる嬉しさと、コロナの感染者数が増加している中で実行することへの懸念が感じられました。

「春はミーティングもリモートばかりで、だからこそ、メンバーとは人との繋がりって大切だよねと改めて認識できました。なので、なるべく人に寄り添えるようなイルミネーションにしたかったです」と、星に願いを込めるように、林田さんが優しく話します。

だからこそ、ただ色を選ぶのではなく、色に言葉を添えて、自分の想いが込められるように。そして、その想いに染まった光の情景を写真に納め、誰かに送ることで、さらに別の誰かと繋がれるように。

6か月以上前から、今年の冬がどんな状態かを手探りで取り組んできたスタッフさんの想いが詰まったイルミネーションは、大切な人に想いを馳せたくなるような、イルミネーションの写真を口実に何かを改めて伝えたくなるような、そんな気持ちにさせられます。

ランタンに込められた想い

ランタンにした理由も、昔から人々が願いを託す風習に倣って。昨年のカラフルで華やかなイルミネーションとは違い、暗闇をほんわり照らす光量にも配慮が感じられます。

大階段のほかに、2階・3階の吹き抜け部分にも赤・青・緑の3色のランタンが登場。ディズニー映画のモデルにもなったタイのコムローイ祭りをイメージしています。ふわりふわりと宙に浮かぶランタンが訪れる人たちの視線をそっと上へ。

世界中のランタンが勢揃い

大階段のランタンひとつひとつがユニークな形ですが、そこにも工夫が施されています。海外に行くことが難しい今だからこそ、各国で認識されいてるランタンを揃えました。

日本は旅亭に置かれてそうな灯籠を模していて、アメリカはキャンプの際に登場しそうな形。他にもトルコやフィンランド、中国などがあります。

イルミネーションの開催中、渋谷ストリームの飲食店も「“旅するグルメ” WORLD GOURMET TRIP」という企画を実施。世界を旅する気分を味わおうをコンセプトのもと、世界中の料理をいただけます。

サクッと見て回れる内容

大階段や吹き抜けのイルミネーションも、コンパクトにまとまっているので滞在時間は15分ほどで十分。すぐ傍には400mにわたる渋谷リバーストリートイルミネーション2020も実施され、1か所に滞在して鑑賞するというより、移動しながら見て回る感じです。

今年らしいイルミネーション

画面越しで難なく会話や仕事が進むことを実感した2020年。しかし、声を聴けて、表情が見れても、携帯やパソコンを切った途端、寂しさとも一味違う、手ごたえのないぽっかりとした感触を味わった人も少なくないはず。

ランタンのあたたかな灯りに、自ずと来年のことを祈ってしまいます。元来「祈る」とは、近づくという意味を持ち、目指すところに近づこうとするために行うことなのだそう。距離を気にする今だからこそ、大切な人のことを祈ることでその人に寄り添ってみるのはいかがでしょうか。

<LIGHT of WISH -SHIBUYA STREAM 2020 ILLUMINATION-の基本情報>
住所:渋谷ストリーム 大階段
時間:16:30~23:00(予定)

【旅記事】箱根xミュージアムフリーパス: 対象の6美術館

【旅記事】箱根xミュージアムフリーパス: 対象の6美術館

ミュージアムフリーパス対象の6美術館は西洋画、日本画といった絵画だけでなく、彫刻やガラスなどジャンルもさまざま。飽きることなく幅広い芸術に触れられます。

キラキラ世界にため息「箱根ガラスの森美術館」

男性ボーカルの陽気な「ガラスの森~」というBGMがエントランスで颯爽に流れ、イタリアらしい軽妙さの洗礼を到着後すぐに浴びるのが、「箱根ガラスの森美術館」です。日本初のヴェネチアン・グラス専門の美術館で、屋外と屋内の両方にガラス作品が展示されています。

館内には繊細な模様や色付けに目を奪われる中世時代のヴェネチアン・グラスが展示され、どのような工程でレース柄のガラスが出来上がるのかというのも実物で順々に紹介しているので分かりやすいです。しかし、美術館でひときわ輝きを放っているのが庭園。陽光に照らされ、クリスタルガラスで表現された光の回廊「コッリドイヨ」をはじめ、「水上花火」や「ススキ」、「ローズガーデン」など、ここでしか見られない四季の風景があります。

<箱根ガラスの森美術館の基本情報>
住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原940-48
電話番号:0460-86-3111
開館時間:10:00~17:30 ※最終入館は終了30分前
休館日:なし
アクセス: 箱根登山バス「俵石・箱根ガラスの森前」下車すぐ
https://www.hakone-garasunomori.jp/

王道なThe美術館「ポーラ美術館」

森の中にたたずむ外観から、すでに美しさが醸し出ている「ポーラ美術館」。ポーラ創業家2代目のコレクションを展示していますが、その数は1万点というから驚きです。モネ・ルノワール・ピカソなど西洋画が中心ですが、日本画や陶磁器、ガラス工芸に化粧道具など多岐にわたります。

在籍している9名の学芸員さんによって実施される企画展も興味深いです。ミュージアムフリーパス期間中はモネとマティス2名に焦点をあてたものが開催されているほか、次回は日本とフランスの150年を紹介するなど、概要を読むだけで再訪したくなります。これからの季節は美術館の周りを歩く「森の遊歩道」も、清々しい箱根の空気や自然を満喫できるので歩きやすい靴で訪れてみてください。

<ポーラ美術館の基本情報>
住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
電話番号:0460-84-2111
営業時間:9:00~17:00 ※最終入館は終了30分前
休館日:年中無休(展示替えにより臨時休館する場合も)
アクセス:観光施設めぐりバス「ポーラ美術館」下車すぐ
https://www.polamuseum.or.jp/

メルヘンな世界にウキウキ「星の王子さまミュージアム」

バスの窓から温和な南仏の邸宅が見え、美術館に入る前から気分がワクワクしてくるのが「星の王子様ミュージアム」です。日本でも人気な『星の王子さま』の世界と、作者であるサン=テグジュペリの生涯を紹介しています。敷地内には作者にゆかりのあるフランスの街並みを模した場所や、幼少期に過ごした別荘・チャペルも再現され、どこにカメラを向けても絵になる可愛い世界です。

庭園もガーデンデザイナーの吉谷桂子さんという知る人ぞ知る方が手掛けています。他にも、本格的な謎解きを実施していたり、お子さん用のワークブックが用意されていたり、さらには作者の生涯も波瀾万丈で興味深かったりと、星の王子さまをメインに訪れても、様々なおまけを堪能できる場所です。

<星の王子さまミュージアムの基本情報>
住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原909
電話番号:0460-86-3700
開館時間:9:00~18:00 ※最終入館は終了1時間前
休園日:第2水曜日(9/9、10/14)
アクセス:箱根登山バス「川向・星の王子さまミュージアム」
https://www.tbs.co.jp/l-prince/

ひとりの天才に密着「箱根ラリック美術館」

フランス出身のジュエリーデザイナーであり、ガラス工芸家でもあり、そのうえ空間演出家でもあるルネ・ラリックの芸術品が一堂に会している「箱根ラリック美術館」。

ひとりの芸術家を専門にしている美術館は、箱根のなかでも珍しいですが、きらびやかな一点もののジュエリーから、壁を鮮やかなに彩るガラス細工のインテリア、そして手のひらサイズの細かな装飾が光る香水瓶など、学芸員の林田さんが「同一人物とは思えないくら作品が多種多様なんです」という言葉に納得するほど、見ごたえがあります。

さらにレストランが2種類あり、ラリックが手掛けたオリエント急行の車内でいただけるティータイムは、タイムスリップしたような優美な世界に浸れます。

<箱根ラリック美術館の基本情報>
住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原 186-1
電話番号:0460-84-2255
開館時間: 9:00~17:00 ※最終入館は終了30分前
休館日:年中無休(展示替えにより臨時休館する場合も)
アクセス: 箱根登山バス「仙石案内所前」下車、徒歩1分
http://www.lalique-museum.com/

現代アートが遊具と化す「彫刻の森美術館」

広大な敷地に巨大彫刻がのびのびと展示され、清々しい気分になれるのが「彫刻の森美術館」です。日本で初となる野外美術館として1969年に開館しました。周囲は箱根の山々に囲まれ、時おり登山電車が走る姿も眺められます。

120点の彫刻が展示されているほか、巨大な体験型アート作品「ネットの森」は、子供たちが目を輝かせながらネットで飛び跳ね、大人さえも遊びたいなぁという羨ましい気持ちにさせられます。

奥にはパブロ・ピカソの作品が並ぶ「ピカソ館」や、源泉かけ流しの足湯、高さ18mのステンドグラスがそびえる「幸せをよぶシンフォニー彫刻」も。視覚だけでなく、アートに触れて、楽しめる美術館です。屋内にも展示品はありますが、メインは屋外なので、日焼け対策や防寒対策をしていくと心強いです。

<彫刻の森美術館の基本情報>
住所:神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1121
電話番号:0460-82-1161
開館時間:9:00~17:00 ※最終入館は終了30分前
休館日:なし(悪天候で臨時休館する場合も)
アクセス:箱根登山バス「彫刻の森」下車すぐ
https://www.hakone-oam.or.jp/

日本の芸術と風景に出合える「箱根・芦ノ湖 成川美術館」

観光名所の芦ノ湖に静かにたたずむ「箱根・芦ノ湖 成川美術館」。現代日本画を専門とする美術館で、所蔵数は4,000点と国内最大級の規模を誇ります。展示替えは年3回行われ、一年を通じて様々な日本画を鑑賞できるのが魅力です。さらに美術館では珍しいスタンプカードも実施しています。

そして、こちらの美術館で目を奪われるのは何も絵画だけではありません。重厚な門を通り、美術館に到達するまでエスカレーターを3台も乗り継ぎますが、その甲斐あって展望ラウンジでは雄大な芦ノ湖の景色を見られるのです。

併設しているティーラウンジ「季節風」では作家が造った器で抹茶をいただけるほか、富士山ビールも販売。ここに訪れるときは、ぜひ景色を鑑賞する時間も取っておいてほしいです。

<成川美術館の基本情報>
住所:神奈川県足柄下郡箱根町元箱根570
電話番号:0460-83-6828
開館時間:9:00~17:00 ※最終入館は終了30分前
休館日:なし
アクセス:箱根登山バス「元箱根港」下車、徒歩1分
http://www.narukawamuseum.co.jp/

ミュージアムフリーパスで素敵な秋のひとときを

ミュージアムをスタンプラリーのように巡れる箱根の「ミュージアムフリーパス」。これも箱根に多くの美術館が集まっているからこそ楽しめる過ごし方。2020年の秋は実り豊かな芸術の秋となりそうです。ぜひ訪れた際は、紅葉に負けないくらい色鮮やかでジャンルを超えた多種多様なアート作品との出会いを楽しんでみてはいかがでしょうか。

【旅記事】箱根x芸術の秋: 「ミュージアムフリーパス」どう巡る?

【旅記事】箱根x芸術の秋: 「ミュージアムフリーパス」どう巡る?

東京から気軽に訪れることができる「箱根」。良質な温泉に風光明媚な富士山と自然豊かなエリアですが、実は多くの美術館が集まり、多種多様な芸術作品を鑑賞できるため、美術館好きなら何度も通いたくなる場所です。

そんな美術館の宝庫ともいわれる箱根で販売されているのが「ミュージアムフリーパス」。2日券と3日券の2種類で、箱根の中でも人気の美術館6か所を巡れるだけでなく、期間中なら再訪できるのも嬉しいポイント。なので、お気に入りの作品を午前見て、閉館直前に見納めに戻ることもできるという、好きな作品を満喫するのをとことん応援してくれるパスです。

箱根の「ミュージアムパス」とは?

2020年9月1日~12月20日までの販売期間ですが、販売数が限定6,000枚なのだから要注意です。さらに販売場所も美術館ではなく、箱根登山鉄道の駅やバスの案内所、それに小田急旅行センターなど限られていますが、セブンイレブンでも購入可能なので、こちらが便利です。

<ミュージアムフリーパス>
2日券 大人3,600円 小学生1,500円
3日券 大人4,200円 小学生1,800円
対象施設:①箱根ガラスの森美術館 ②ポーラ美術館 ③星の王子さまミュージアム ④箱根ラリック美術館 ⑤彫刻の森美術館 ⑥箱根・芦ノ湖成川美術館
販売期間:2020年9月1日~12月20日(※10月31日までだった期間が延長しました!)

美術館と箱根両方を満喫するおすすめルート

ミュージアムフリーパス対象の6美術館ですが、どのように巡るかは頭の悩みどころです。箱根ガラスの森美術館、ポーラ美術館、星の王子さまミュージアム、箱根ラリック美術館の4か所は仙石原エリア、彫刻の森美術館は二ノ平エリアという小涌谷と強羅の中間地、そして箱根・芦ノ湖 成川美術館は芦ノ湖に位置します。

ミュージアムフリーパスは、箱根の公共交通機関を乗り降りできる箱根フリーパスとの併用ですので、欲をいえば箱根フリーパスを使って様々な乗り物も満喫したいところ。そうなると2日券ではなく、3日券の方が断然、箱根を堪能できます。

<1日目>
箱根湯本→箱根登山電車で「彫刻の森」駅下車→彫刻の森美術館
その後、箱根登山電車・ケーブルカー・ロープウェイ・海賊船と箱根ゴールデンコースを満喫
海賊船で「元箱根」港下船→箱根・芦ノ湖 成川美術館
1日目は芦ノ湖エリアに宿泊

<2日目>
芦ノ湖→箱根登山バスで「箱根ガラスの森前」下車→箱根ガラスの森美術館
その後、観光施設めぐりバスで「ポーラ美術館」下車→ポーラ美術館
2日目は仙石原エリアに宿泊

<3日目>
仙石原エリアから徒歩もしくはバスで、星の王子さまミュージアム
その後、徒歩で箱根ラリック美術館に行き、コンプリート!

この行程だと箱根フリーパスで乗れる交通機関を網羅しつつ、ミュージアムフリーパスの施設も全部巡れて、箱根を存分に満喫できます。

おすすめのホテルですが、1日目に芦ノ湖の湖畔にある「山のホテル」に宿泊、そして2日目に仙石原にある「箱根ハイランドホテル」に宿泊すると、荷物を次の宿泊先のホテルに届けてくれるサービスがあります。なので美術館に行っている間は荷物を持たず、身軽に巡れるのが嬉しいポイントです。

さらに「箱根ハイランドホテル」は星の王子さまミュージアムと隣接しているので、実はホテルの敷地から直接、美術館に入れる裏口が使えます。

2日間でも巡れる弾丸ルート

ミュージアムフリーパスは3日間がおすすめですが、2日間でも全部の美術館を巡れます。その場合、目的地に最短ルートで向かえるバスを駆使する行程に。

<1日目>
小田原・箱根湯本→箱根登山バスで箱根ラリック美術館
徒歩で、星の王子さまミュージアム
観光施設めぐりバスで「ポーラ美術館」下車→ポーラ美術館
1日目は仙石原に宿泊

<2日目>
仙石原からバスもしくは徒歩→箱根ガラスの森美術館
観光施設めぐりバスで「彫刻の森」下車→彫刻の森美術館(直前のバス停が「彫刻の森駅」なので要注意)
彫刻の森美術館から徒歩8分の「二ノ平入口」で箱根登山バスに乗車。
その後、「元箱根港」下車→成川美術館

箱根ラリック美術館と星の王子さまミュージアム間は徒歩で行き来できます。箱根ガラスの森美術館も近くにあり、バス停で3~5つほどの距離。ポーラ美術館も同じ仙石原エリアですが、丘の上に立地しているので、バスで向かうのがおすすめ。ポーラ美術館行きのバスは他のバスに比べると本数が少なめなので、事前に時間を確認しておくと心強いです。

何か所を巡ればお得に?

コンプリートは難しいけれど、金額のもとは取りたいと思う人も少なくないはず。その場合は、2日券 大人3,600円、3日券 大人4,200円なので、2日券だと3施設以上、3日券だと4施設~5施設以上です。

入館料では彫刻の森美術館の大人1,200円が最安値で、最高値はポーラ美術館の大人1,800円。他の美術館はその中間に位置します。

箱根の魅力満載なコンプリート賞

ミュージアムフリーパスをコンプリートすると、特製マスキングテープがもらえます。箱根ゴールデンコースが開通して60周年を記念してデザインされた柄には、お馴染みの乗り物に加え、箱根で見られる四季の自然も。今度はどの季節にしようかな?何に乗ってどこに行こうかな?と再訪の予定が浮かぶはず。ぜひ訪れた際は、ミュージアムフリーパスをきっかけにお気に入りの美術館を見つけてみる旅をしてみてはいかがでしょうか。

【旅記事】メルボルンx住みやすい街: 無敵のオールラウンダー

【旅記事】メルボルンx住みやすい街: 無敵のオールラウンダー

「住めば都」という言葉がある通り、一旦その町に住んでしまったら短所が愛嬌に見えて、長所はさらに惚れ湖んでしまうはず。

では、世界中の街はどうなんだろう?ハワイは訪れて楽しい場所だけど住んでみたらどうなのか、パリはお洒落なお店が多くて素敵だけど住んでみたらどうなのか。夢と想像力が膨らみます。

世界一住みやすい街とは?

世界各国の政治、経済を調査し「エコノミスト」も刊行しているイギリスのEIU社では、「世界で最も住みやすい街ランキング」を毎年実施。2019年はオーストリア・ウィーンが2連覇を果たします。

しかし、歴史を遡ると実はオーストラリア・メルボルンが2010年から2017年まで7年連続で首位に輝いていたのだから驚きです。しかも、2019年はわずか0.7ポイントで2位という悔しい結果に。

そこまで高評価のメルボルンの魅力は何なのか?

2017年にメルボルンに訪れましたが、ここは歴史x現代、都会x自然という相反する性質のもの全てが身近に存在していたのが印象的でした。

そして、万人が平等に享受できるサービスが整備されていたことも魅力。住み心地とは改めてバランスなんだと再認識させられた場所です。

ちなみに日本だと東京が8位にランクイン。ランキングは①教育 ②医療 ③持続性 ④文化と環境 ⑤インフラの5項目が評価され、①教育②医療③持続性の3項目が満点!唯一Top10に入ったアジアの街なので、励みになります。

歴史x現代 が共存

オーストラリアの南東部に位置するメルボルン。同国首都のシドニーに次いで人口が多いですが、シドニーが忙しい近代的な街と形容されている中、メルボルンは落ち着いて趣きが残る街という存在。

ポート・フィリップ湾に面した港湾都市で、ゴールドラッシュが始まった19世紀中盤は街が飛躍的に沸いた時期。実はシドニーを抜くほど街が巨大化し、統治していた大英帝国の首都ロンドンに迫る勢いだったのです。

中心地には教会はじめヴィクトリア女王時代の建築物が多く残されていて、まるでヨーロッパのよう。そのため、オーストラリアの中でもここはイギリス統治時代の歴史と文化が今も息づいています。

メルボルンで目を引いたのが洗練されたアーケード。豪華な装飾が施され、煌びやかな空間がどこまでも続く様子に息がこぼれ、いかに街が潤っていたのかが窺えます。

たまたま歩いていたらブロックアーケード(The Block Arcade)を見つけて、そのまま入ってみると「ホープトン・ティールームズ(Hopetoun Tea Rooms)」というお洒落なカフェを見つけました。

ショーケースに並ぶケーキが輝いていて、ちょうど朝食場所を探していたので、ケーキを惜しみつつ普通の食事を。紅茶の種類が豊富で、何よりも雰囲気が素敵でした。ここはまた訪れたいです。

しかし、古い建物ばかりじゃないのがメルボルンの面白さ。確かに中心地は旧市街の面影を今も色濃く残してますが、中央駅や海際に近づくと東京と遜色ない高層ビル群が登場。

20世紀に突入しようと、まだまだメルボルンの勢いは止まらなそうです。

都会x自然 がすぐ近くに

ニューヨークにセントラルパークがあるように、東京に伊豆があるように、都会に近いほど自然の価値は上がります。それはメルボルンも同じ。メルボルンでは旧市街の観光ツアーのほか、景観が美しい郊外ツアーも人気です。

全長約250kmに及ぶ海岸線を走る道“グレート・オーシャン・ロード”。奇岩が連なったり、豊かな自然に癒されたりと人気のドライブコースです。

実は第一次世界大戦後に訪れた大恐慌の中、帰還兵に何か仕事をということで計画された道路。16年の歳月をかけて完成しました。支援のために生み出された道路は今日も人々を癒し、素敵な思い出を紡いでます。

ブライトンビーチに建つビーチハウスの列。現地ではビーチボックスと呼ばれ、その数はなんど80以上!19世紀頃より更衣室や物置として地元の人たちが所有してました。

これだけ同じ建物が並ぶと持ち主も分からなくなるということで、アーティストさん達とコラボして、それぞれ独特のデザインに。今では町の観光名所にもなって一石二鳥です。

オーストラリアと聞けばカンガルーやコアラを浮かべる人も多いはず。メルボルンの近くにもコアラが飼育されている場所があります。

触れるのか?と思いきや、メルボルンがあるヴィクトリア州は法律で禁止されてます。コアラに触れられる州はアデレードがある南オーストラリア州、パースの西オーストラリア州、そしてブリスベンのクイーンズランド州の3州のみ。旅の目的がコアラとの触れ合いなら、事前に要確認です。

野生のカンガルーやワラビーも生息してて、ふとした瞬間に出会えることも。

他に毎日決まった時間に野生のペンギンが海から歩いて巣に戻る様子を見れるフィリップ諸島もメルボルンならではの観光名所。車で1~2時間走ればすぐにオーストラリアの大自然に触れられます。

嬉しいインフラサービス

都会の刺激と街に深みが生まれる歴史を併せ持つ街、メルボルン。近代的な生活ができて、リラックスしたいなら自然も身近。欲しいものが揃っているのがメルボルンの魅力ですが、それに加えて住みやすいと思えたのが、インフラの充実ぶり。

市内は路面電車が走り、しかも中心地の使用頻度が高いエリアは無料で乗車できるという太っ腹ぶり。ホテルや商業施設のシャトルバスが無料というのは日本でも聞きますが、日常の公共交通機関が無料なのだから驚きです。人は動くし、車は減るし。良い循環が確かに生まれます。

そして、メルボルンの美術館が無料だったのも驚きです。NGVことヴィクトリア国立美術館ではオーストラリア芸術品が並び、原色で描かれたアボリジニーの作品からは力強さが感じられます。

アートを身近に感じると感性が刺激され、ものや世界を見る目が変わってきます。だからこそ、誰もが気軽に芸術に触れられるというのは豊かな社会を築く一歩になるのではないでしょうか。


公園が多いことから、メルボルンは別名“ガーデンシティ”として市民に親しまれています。オーストラリア第2の都市で大都会にも関わらず、愛称には自然を指すものを。発展や開発だけを追い求めるのではなく、対局にあるものも取り入れてバランスを保つ。一極に偏らないことが住み心地の良さなんだとこの街は教えてくれます。

【旅記事】長野x別れ: 2020年で本当に最後!飯綱高原スキー場

【旅記事】長野x別れ: 2020年で本当に最後!飯綱高原スキー場

長野市内から車で約30分という好アクセスの「飯綱高原スキー場」。1998年の冬季に開催された長野オリンピックでは会場のひとつを担い、
里谷多英選手が日本人女性として初の金メダル獲得という大挙を成し遂げたスキー場でもあります。
しかし、長年の暖冬続きで苦悩の末に運営を諦めることを決断。長野市民にとって誰もが思い出のあるスキー場は、2020年に約50年の歴史を閉じます。

■オリンピック選手が舞ったモーグルコース■

飯綱高原スキー場の目玉といえるのが、長野五輪の舞台となった“里谷多恵コース”。
コースの開始地点に立ってみると、かつて山全体いえ日本中で沸き上がった観客の声援や熱気が浮かび上がってきそうです。最大斜度は31度。
ここを最速で滑り降りるなんて、それだけでオリンピック選手の力量を見せつけられます。

コースを見定めるために視線はもちろん下方になりがちですが、
真正面では悠然と連なった山脈がまるで両手を広げて受け止めてくれるかのように穏やかな様子。
この景色がきっと多くの人たちを元気づけさせたり、つかの間の安らぎを与えてくれたりしたのでしょう。

麓から見上げる“里谷多恵コース”は堂々とした雰囲気。
数々のドラマを生んだコースからは唯一無二の存在感を今も感じられます。

麓には里谷多恵さんの功績を讃えている記念碑も。

■名物コースは滑り応え抜群の“Cコース”■

実は飯綱高原スキー場のおすすめコースは他にも。
3本ある中級コースのうち、Cコースは最大斜度が26度ながらも平均斜度が11度と一番斜面の起伏があるコース。

左右は白樺などの木々が並び、空や雲との距離も近く、より自然との一体感が感じられます。

スキー場内で一、二の長さを競うCコース。コース最後にはレストランが“お疲れ様”とお出迎え。そのまま休憩や食事をとった人たちも多かったはず。

■地形が楽しい“Gコース”はやみつき注意報■

スキー場最高地点から入るGコース。
景色はもちろん、コース自体も何度も滑りたくなる魅力の持ち主です。一番の理由が、その地形。
ちょっと挑戦的な斜度に加えてコース左右の傾きが異なるので、
“今度はこっち側を滑ろう”と毎度違うルートでコースを満遍なく滑り倒したくなります。

端にいくほど坂があるので、遊び方は自由自在。もう1回とおかわりをしたくなるコースです。

■目まぐるしく変化する景色に圧巻“Fコース”■

Gコース同様、スキー場の最高地点から始まるFコースも途中から里谷多恵コースに合流するので、中・上級者に人気のコース。
中級コースなのに最大斜度32度と容赦ない厳しさを見せる反面、訪れた人たちには息をこぼすほどの絶景でもてなしてくれます。

手前には三登山や愛宕山など低い山々が並び、善光寺平に広がる長野市内も望めます。
そして時期によっては街全体を覆い尽くすほどの大規模な雲海にも出会えます。
雲が眼下でまるで生き物のように山間を行き来したり停滞したりと、あまりにも桁違いな大気の営みに言葉を失います。

奥では群馬との県境を介する山脈が控えており、改めて山に囲まれている県だと認識してしまいます。

■憧れの貸切もできた!“Eコース”■ 

太陽が輝く日中ではなく月が姿を出す時間帯になると人気を博するのがEコースです。
スキー場で唯一のナイターコースで、斜度も初心者が安心して滑れるほどの広さでありつつ、中級者も滑りを楽しめる斜度なのが魅力。
しかも貸切も実施してるのだから驚きです。“自分専用のゲレンデ”が夢ではなく、現実となる場所は街のすぐ近くにありました。

夜には夜景がEコースを盛り上げますが、日中は飯綱山の山頂が綺麗に写真に収まります。
地元の人たちは子供の時に登山したり、ピクニックしたりと数ある山の中でも特に馴染みがある山です。

■開放感に気持ちも浮き立つ“Bコース”■

スキー場の中央を走るBコースは、まるで感動ドラマのような展開を味わえるコースです。

序盤はゆっくり、穏やかに。
真っ直ぐと見通しが良いコースが伸びていて、左右に立つ並木林が観客のように次の展開を暖かく見守ります。

林が終わったかと思うと突然パノラマの世界が目の前に飛び込んできて、思わず滑りを止めて全身でこの絶景を体感したくなるはず。
悠久という時の中も変わることなく存在し続けた自然の姿があります。

■数々の感動や思い出が生まれた場所■

長野ナンバーの車が多い「飯綱高原スキー場」。
家族や友達同士で気軽に遊びに来たこの場所はスキーやスノボを習う以前に雪遊び本来の楽しさを教えてくれました。
ゲレンデで流れてたアバ(ABBA)の “Top of the World”の曲を聞いていたら、
長野市の人たちにとって素朴でのどかなこのスキー場が世界で一番(トップ)なのかもしれません。

【旅記事】箱根x復活: エヴァンゲリオンが救世主に?

【旅記事】箱根x復活: エヴァンゲリオンが救世主に?

”きょう、ロマンスカーで”という合言葉で長年親しまれている箱根。
情緒ある温泉街には浴衣や湯葉、お蕎麦などゆらりと優し気な雰囲気が似合いますが、2020年前半は、どうやら違うかも??

実は2020年1月10日~6月30日まで今夏に公開される『シン・エヴァンゲリオン劇場版』とコラボを実施。
箱根が第3新東京市へ。

10年前にもコラボをしていたそうですが、箱根史上最大規模でエヴァンゲリオン化という今回のキーワードが嘘じゃないほど、
町全体を巻き込んだ大プロジェクトにこちらも熱くなります!

まず様変わりしたのが「桃源台駅」。
箱根ロープウェイや箱根登山バス、小田急箱根高速バス、そして箱根海賊船が出発する場所。
駅名にチラッと施されたエヴァ化にほくそ笑みつつ、足を踏み入れるとネルフ本部をイメージした空間が。

そして、その先には初号機も!高さ約2mなので、並んでの2ショット写真も実現。
自分より少し高い/大きいのがポイントですね。

近くで見ると脚の曲線美が滑らか過ぎて、まるで筋肉の隆起のよう…
これ…ロボットというか人間みたいと思えてきます。

凄いくびれたモデルさんがカラーペインティングしたら再現できそうなほどガツガツ固いロボットというより、しなやかな肢体でした。

所々に登場人物のイラストもあります。

海賊船に乗船する際はメインキャラクターによる見送りも。

完成お披露目セレモニーもこの場で行われました。
小田急箱根ホールディングス株式会社の社長さん筆頭に箱根町長さん(写真下)、
エヴァンゲリオン版権元の代表取締役さんなど錚々たる顔ぶれ。

お話を聞く機会もあったのですが、渋い表情の方々が”エヴァンゲリオン”を連呼し、その様子が新鮮。
父や祖父のような方々が、”エヴァンゲリオンの要素を取り入れたカラーリング” やら
”エヴァンゲリオンの舞台” ”アニメの聖地” ”エヴァンゲリオン” を熱心に唱える。
数十年前には考えられなかった現象だなぁと思うと共に、アニメの地位向上に感服です。

そして、圧巻だったのがラッピングされたバス計7台が大集合。

イメージカラーに彩られ、ミサトさんの声で車内アナウンスも流れるという徹底ぶり。それと同時にミニカーも販売開始。

期間限定だったバスが自分の手元で永久に眺められるというファン想いのグッズです。

そして、その多くの人たちを巻き込む姿に思わず驚愕してしまいましたが、それもそのはず。
箱根にとってこれは起死回生のプロジェクトなのです。

関東地方に甚大な被害を及ぼした台風19号。その爪痕は箱根にも残し、あじさい電車で有名な箱根登山電車は長期運休を余儀なくされ、
箱根登山ケーブルカーも2020年3月下旬まで復旧工事を予定しています。

代行バスを運行させ、台風の後遺症を最小限に留めようとしてますが、それでもダメージは健在。こういった背景も助長して、大勢の協力が集まっての町全体を巻き込んだ壮大なプロジェクトになったのだと思います。

「箱根の盛り上がりを駅伝で終わらせないぞ」という意思がつぶさに感じられました。

「箱根史上最大規模でエヴァンゲリオン化」というキーワードの通り、期間中はエヴァンゲリオン尽くし。フリーパスもエヴァ仕様。
あと桃源台駅にはちょっとした場所にエヴァ要素が隠れているので、それを見つけるのも楽しいですよ。

こちらは駅にある普通のトイレ標識。本当に芸が細かい!

そしてエヴァ化は紫陽花で人気な「箱根強羅公園」にも。

四季折々の草木が咲き誇る、メルヘンな雰囲気漂う公園です。
お洒落なレストランもあり、クラフトハウスではトンボ玉などの体験教室も開催。

公園は坂に沿って広がっているので、その坂をどんどん上がっていくと…

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 
まさかのロンギヌスの槍。公園にグサっと刺さる姿は違和感を通り越して、圧倒です。

そして、エヴァ化しているもう1か所がこちら。

箱根小涌園ユネッサン
そう、ワイン風呂などユニークなお風呂を多数楽しめる温泉テーマパーク。ここでは期間限定でエヴァンゲリオンとコラボしたお風呂と食事を提供。

何といっても迫力あるのが、セカンドインパクトの湯。

凄い赤いです。施設の人に尋ねたら、”赤”に染めることは早めに決定したとのこと。

その後、白い水着でも染まらないよう赤さ加減を調整。ウォータースライダーなので長時間浸からないことを考慮して、
今の赤さに決まったのだとか。色を決めるのも一仕事です。

あと、こことは別に洞窟風呂もセカンドインパクトになってます。

アニメの世界観を壊さない、おどろおどろしさです。でも、ご安心を。
洞窟風呂はお湯自体は透明で、照明で赤くしています。長時間入っていても水着は染まらないのです。

施設各所にエヴァがいるので、これもファンの心をくすぐります。

LINEトークで隠れエヴァを探すイベントも開催していて、先着で特別シールがゲットできます。スマホを使ったアクティビティは現代ならでは。

そして気になるお食事の一例もご紹介。

ユネッサンでお馴染み、セカンドンパクトをイメージしたセカンドインパクトゼリー。
ちゅるりとしたストロベリーゼリーにぷちぷち食感のゼリーが加わり、見た目もインパクト大のデザートです。
箱根小涌園スイーツ&ベーカリーで販売しています。

大文字テラスにあるチョコレートファウンテンは初号機バージョンで緑と紫が登場。緑は抹茶、紫はいちごです。

あと、個人的にキュンとしたのが、使徒かま。

見た目が可愛くてシュール。そして、かまぼこ1つ1つをこの形にくり抜く手間に感動。
そして、可愛らしい見た目に反して、生粒こしょうのピリッとした辛さがやみつきになります。

使徒はクッキーにも登場。この2ショットがツボりました。

エヴァンゲリオンの舞台となった場所を巡るスタンプラリーも復活。

スタンプを集めるとシールやクリアファイルといった限定賞品をもらえるのは嬉しいですが、
スタンプの場所が記されたマップにはアニメシーンと実際の風景が描かれていて、その忠実な再現ぶりはファンでなくても驚き、尊敬してしまいます。

アニメが始まった20年以上前から、ここまで本格的に3次元を2次元に取り込んでいた徹底ぶりはエヴァが現実の世界で実際に起きていると錯覚させるのに十分です。だからこそ、今でも世界各国で多くの人を魅了しているんだなぁと納得しました。
サンタさんは信じないけど、エヴァは現実にいるんだと信じてしまいそう。恐ろしいです。

そして、今回のビジネスプランも素敵です。箱根はエヴァンゲリオンで盛り上がるし、制作会社は映画の良いPRになります。
そして、ファンや旅行客は普段とは違う箱根を楽しめる。これって誰もがWin-Win-Winになれる良い効果だなぁと感じました。

セレモニーの結びに登場された5名の重鎮さん達が「エヴァンゲリオンx箱根 2020 MEET EVANGELION IN HAKONE」というイベント名を言い、
最後に「始動‼」とさらに大きな声を揃えて放ったのが印象的でした。

人類ではなく、まずは地元から。エヴァンゲリオンが箱根の救世主になりますように。
そして、読んでくださった皆さんも救世主の担い手になって頂けることを願ってます。

【旅記事】オーストラリアx危機: 前代未聞の山火事

【旅記事】オーストラリアx危機: 前代未聞の山火事

2019年9月より発生したオーストラリアの山火事。
今も火災は広まっていて、その被害は730万ヘクタール。
東京都23区の110倍以上、関東地方の2倍以上と聞けば、その規模に息を呑んでしまいます。

全焼した家もあり、亡くなった人もいます。
そして動物の被害も凄まじく、被害にあった数は5億匹とも。
中には絶滅の危機に直面している品種もいて、本当に大惨事です。

2019年はオーストラリアにとって最も暑く、乾燥した年だったとのこと。
その事で火災が発生しやすく、かつ被害の拡大も止めることができませんでした。

しかもその火災で発生した火災積乱雲は、雨を降らせることができますが、
強風で火災を悪化させるだけでなく、雷で新たに火災も起こしてしまいます。

政府も対応を余儀なくされ、意図的に火災を起こした24人を検挙したらしいですが、
それも果たして意味があるのか?と少し不審がってしまいます。

日本ではあまりニュースになっていないのも気がかりです。

連日ゴーンさんが使った楽器ケースがどんなものか、プライベートジェットの豪華さが取り上げられていますが、
それは私たちの手に負えない内容。

しかし、オーストラリアの火災は私たちでも出来ることがあります。

まずはこの災害を理解、知っているだけでも全然違うはず。
地球規模の異常気象が無視できない現状、こういう非常事態を把握してることが大切。

そして、さらに気になる方はウェブから募金も可能です。
調べてみると結構実施している団体がいるので、興味あればぜひ覗いてみてください。
一応、参考に下記明記させて頂きます。

Red Cross Australia
The Intrepid Foundation 
NSW Rural Fire Service

オーストラリアは住みやすい、旅しやすい国として人気な場所。
一刻も早く事態が収まることを願い、観光業がオーストラリアに貢献できるよう
微力ながらもサポートしていきたいです。

【旅記事】 静岡x紅葉山庭園: “晩秋”がそこに

【旅記事】 静岡x紅葉山庭園: “晩秋”がそこに

昨日、静岡市の駿府城公園を散歩してきました。
天守閣はなく、櫓が2ヶ所復元されていて、それに庭園と堀もあります。
江戸時代の雰囲気が感じられるというより、市内にある憩いの公園的な感じです。

公園内の一角にある「紅葉(もみじ)山公園」
2001年完成のお庭はキラキラな平成生まれの如く、従来の庭園とは一味違ったおもてなしで訪れた人をワクワク気分にしてくれます。
池泉回遊式。入ってすぐ眼前に広がる池の先には…

左右対称な稜線が眩しい小さなお山の姿が。これはもう唯一無二の富士山ですね!
そして裾野に広がるのはお茶畑。さすが静岡県、お家芸をふんだんにアピールしてます。
そして池沿いに富士山の方へ順路を進めていくのですが、どんどん光景が変わっていくのが面白いです。

白い石が州浜に敷き詰められ、さながら三保の松原。
静岡県の景勝地がギュッと詰まった庭園は、”侘び寂び”より“I ♡ 静岡‼”な静岡愛が感じられます。
しかし、さっきまで陽気な雰囲気だったのに振り返ると一変、おふざけなしの渋い景観と化しているから凄い。

燃えるような紅葉に誘われるまま奥に進むと、静岡茶のような濃い草木に囲まれた滝も登場。

紅葉の時期は朱、紅、橙、黄金と煌びやかな錦に包まれ、雅な世界にうっとりしてしまいます。

この時、訪れたのが12月中旬。
鮮やかな紅葉の見頃は過ぎていて、紅葉自身が散り様を意識したような褐色を帯びていました。
まさに秋の終わり、”晩秋”を感じさせる色あい。

少し寂しさが付き纏う時季。それでも身も心も温めてくれる暖色がここにありました。

庭園には川が流れ、紅葉が流れる様子も風流。
この川も市内を流れる安倍川を表しているという徹底ぶり。

池や山、川など限られた敷地内で静岡の名勝を表現した紅葉山庭園は、
里の庭、海の庭、山里の庭、山の庭と大きく4つの庭に分けられています。
公園の見どころを紹介するオーディオガイドも無料で貸し出していて、一周する頃には静岡通になっているはず。

庭園には茶室「雲海」もあり、お抹茶や和菓子を味わえます(有料)。
手前には椿など2種類の植物からなる生け垣が雲海のように緩やかに形成されていて、
ここも個人的にはぜひ注目して頂きたいところ。

あと、水辺や頭上で複数の鳥を見かけたことにも驚き。県庁所在地かつ市内ど真ん中にもかかわらず。

入口に展示された紅葉山庭園の看板ですが、
こちらは徳川宗家第18代当主・徳川恒孝(つねなり)さんによるもの。
そういえばここは徳川家の土地で、今も続いている家系なんだなぁと歴史から現代への繋がりを実感できます。

四季折々の植物が咲く紅葉山公園ですが、やっぱり名前の通り、訪れるなら秋が良いです。
寒さが増してくる頃ですが、温暖な静岡だからこそギリギリまで紅葉狩りを楽しめますよ。


<紅葉山公園の基本情報>
住所:静岡県静岡市葵区駿府城公園1-1 MAP
電話番号:054-251-0016
開園時間:9:00~16:30
休園日:月曜(祝日、休日は営業)、年末年始
アクセス:JR静岡駅から徒歩約15分、静鉄新静岡駅から徒歩約12分

【こぼれ話】ヘキストx事件: 薄くなる汚染の悲劇と復活劇

【こぼれ話】ヘキストx事件: 薄くなる汚染の悲劇と復活劇

先日書いた「フランクフルトから日帰り!木組みの町”ヘキスト”へ」のサイドストーリーを。

フランクフルト中心地から西10kmに位置する町「ヘキスト(Höchst)」。

第2次世界大戦で壊滅状態に陥ったフランクフルトですが、ここは奇跡的に被害が最小限だったことで保護文化財の木組みの
家がたくさん残る、ドイツらしいメルヘンな雰囲気が感じられます。

平日もカメラを下げた人が私以外にもちらほら見かけ、レストランも多いので活気が感じられます。
あとマイセンに次ぐ歴史が長い陶磁器の工房もあることから、ヘキストと聞くと”木組みの町”、”陶磁器の町”と思い浮かべる人が多いかと。

と記事にも書いたのですが、実はヘキストにはもう一つ別の顔があります。

それも”環境汚染の事故が起きた町” 。

1993年2月22日。化学企業ヘキスト社が11トンの化学混合物を周辺に漏洩してしまいます。
ドイツでは、この事故を通称、黄色い雨という意味の ”ゲルバー・レーゲン(Gelber Regen)” と呼ぶことも。
実際に黄色い雨が降ったのかは定かではありませんが、90名以上が環境汚染による不調を訴えました。

環境保全に力を入れているドイツらしからぬ事件だし、ピンポイントで探さないと事件自体がネットでなかなか見つかりません。
現にヘキスト社のwikipediaには載ってないから驚きです。

当時フランクフルトに住んでいたにも関わらず、私自身は事件のことを全然覚えてませんでした。
ただ母だけは、ヘキストと聞いてこの事件を一番に今回言ってきたので、ここで暮らしていた当時は本当に世間を騒がせていたんだなぁと感じてます。

そんな悲しい事件に見舞われたヘキストですが、旧市街やマイン川沿いを歩いていても、今は穏やかです。
人間よりも過敏な(はず)水鳥も多く生息していて、午後のお散歩コースにぴったり。白鳥がモデルのごとく、ポーズを決めてくれます。

何も知らないでこの地に立つと、中世の頃からここは平和だったんだなぁと勘違いしてしまうくらい。

でも、それは事件後も住民がここに暮らし続け、昔からの雰囲気や文化を大切に継承してきたからこそ。

住民が事件前の穏やかだった日々を自力で取り戻し、培った努力の結晶だと思います。

事件があったことは隠せないし、でもわざわざ露呈させる必要もないと思います。
ただそういう事もあったんだと頭の片隅に置いておいて、今のヘキストを見ると、可愛い町並みに美しさやしなやかさも垣間見えてきて、
私はよりこの町の強さを感じられるのです。