【旅記事】和歌山x動物園:いない動物はない「アドベンチャーワールド」

2021年夏に和歌山県南紀白浜にあるアドベンチャーワールドに行ってきました。
パンダが多いことで有名なので、パンダ館以外はないのかと思いきや、水族館やサファリパークもあり、予想以上の規模に驚き。
そして、イルカショー、アニマルショーなどショーも豊富。時間差で行われるので、すべてを網羅でき、見応えばっちりです。

一番人気のジャイアントパンダに会える「パンダラブ」

パンダラブという会場では、桜浜、桃浜、彩浜が暮らしています。この日は 、桜浜と彩浜が登場。

平日の昼間に訪れたおかげで、パンダの前には常に人がいるものの、じっくりと見ることができました。
到着後に早速パンダ、ランチを食べてからのパンダ、帰り際にもパンダと何度も立ち寄れるのが魅力です。
大体パンダたちは食事中かお昼寝中ですが、それでも目線をくれたり、寝返り打って落ちそうになったりと私たちを楽しませてくれます。

複数のペンギンが集う「ペンギン王国」

キング、ヒゲ、キタイワトビなど複数のペンギンが同じ水槽にいますが、私のときは大喧嘩が発生。水槽の端から端まで逃げ惑うペンギンに、しつこく口ばしでアタックし続ける様子は、ダメな亭主にスリッパではたき続ける奥様と重なりました。大人しそうに見えて、やるときはやるペンギンです。

イルカが空を飛ぶ「ビッグオーシャン」

最初に見たショー「マリンライブ」では、イルカやクジラが登場。会場奥が見通せるので、青空を背景にパフォーマンスするイルカやクジラは、本当に空を飛んでいるようです。

笑いあり、驚きありの「アニマルランド」

ショーでイチオシなのが「アニマルアクション」。時間があれば2回目も見たいと思えるほど、バラエティーに富んでいました。何と言っても出演する動物たちが多いのが魅力。芸達者なアシカに始まり、アザラシ、カワウソ、犬、ヤギ、猛禽類、フラミンゴ、ペンギンなどなど。まさに動物のオールスターです。ステージの脇を見たら、ペンギンが遅かったのか、お兄さんに回収されていてキュンとなりました。

駆け足で巡った「サファリワールド」

開園時間直後に入場したにも関わらず、ショーを網羅し、何度もパンダ館に足を運び、そして、鳥の楽園もしっかり堪能してしまい、時間を見たら閉園時間まで残り1時間。慌てて最奥のサファリワールドへ向かい、最後のサファリ号に滑り込みました。サファリワールドをゆっくり巡る列車タイプのサファリ号では、ウォーキングでは近づけない肉食動物も近くで見られるのが魅力です。

肉食動物以外にもシマウマやキリンなど草食動物もいるので、草食動物好きなら自分たちで好きなように巡れるウォーキングサファリがおすすめ。ウォーキングの場合、ライオンやチーターは柵外の展望エリアから眺めます。約50分をかけて、サファリワールドを一周するコースです。

ショーを見るか、推しにガッツリか。事前に作戦を

水族館、動物園、サファリと本来ならそれぞれが1つの施設として独立しててもおかしくない規模の「アドベンチャーワールド」。ゆっくり見ていたら1日で巡ることは難しいので、自分は何を見たいのかと計画を練っておくとさらに満喫できます。

動物のパフォーマンスは迫力抜群なので、それぞれのショーを見つつ、合間に動物を見て回るのも1つの手。東京から始発の便で入園し、閉園とともに最終便で帰る日帰りプランを敢行する猛者もいると聞きますが、そうしたくなる気持ちも分かる充実ぶりです。