2025年よりヨーロッパ渡航にはETIASが必要!日本人も対象になる事前渡航認証システムとは?

既にご存知の方もいるかと思いますが、アメリカのESTA(電子渡航認証)的なものがヨーロッパでも始まろうとしています。その名も「ETIAS」(エティアス)TRAVEL+LEISUREでも取り上げていたので、その概要のご紹介です。

ETIASはいつから?

本来なら2021年より開始するはずでしたが、2023年11月に延期し、そして、最終的に2024年に予定している模様。しかし、ホームページを見ても詳細については、今後の発表をお待ちくださいと記されているのみなので、これからも目が離せない状況です。

専用のホームページは既に作成済みで、英語はもちろん、日本語のページもこちらからご確認できます。

費用について

費用は一人あたり€7(約1,100円)。ESTAの$20(約3,000円)に比べたら、1/3くらいなので、ちょっとお得感。有効期間もESTAの2年間に対して、ETIASは3年間です。ただしESTA同様にパスポート番号と紐づいているので、有効期間内だとしても新しいパスポートに更新したら、その都度の申請が必要です。

対象国と対象年齢

50カ国近いヨーロッパのうち、半分以上の30カ国でETIASは必要になります。旅行先で人気のドイツ、フランス、イタリア、スペイン、ギリシャ、オーストリアなどが当てはまり、ヨーロッパに行く際は自動的にETIASの取得が付いてきそう。EUに加盟していないスイス、アイスランド、ノルウェーも対象です。

ここで、EUから脱退した英国はどうなるの?ということですが、英国ではETIASは不要になります。ただし、英国は独自の認証システムを取り入れようとしていて、2025年までには開始予定。費用は£10(約1,800円)なので、英国も併せて訪れるヨーロッパ旅行になると一人あたり約3,000円という、アメリカのESTAと変わらない出費になりそうです。

申請が必要な対象年齢は18歳以上70歳以下。ヨーロッパに市民権を持っていたら不要です。しかし、さっきの話でイギリス人だとすぐ近くなのに定期的に支払わないといけないから、両者の距離がさらに遠くなるんじゃないかと勝手に心配しちゃいます。

ETIASを申請しないといけない国籍は59カ国あり、その中には日本やアメリカ、オーストラリア、韓国も含まれます。

申請方法と必要な情報

ETIASの申請方法は、ホームページから。スマートフォン用にアプリも準備されているらしく、アプリの方が空港でも瞬時に見せられるので便利だと思います。

申請結果は数秒で知らせられ、遅くとも96時間以内には結果が返ってくる予定。人によっては追加情報や面接が必要とありますが、出来ることならサクッと済ませたいですよね。記事では飛行機やホテルを予約する前にETIASの取得をおすすめしています。

申請には、氏名、住所、パスポート情報、職業、犯罪歴に加え、旅行中のプランも聞かれるとのこと。しかし、コロナのワクチン情報や指紋の提出は不要と書かれています。

もし拒否されてしまったら?

ETIASを申請して、拒否されてしまったら、その理由(安全面、不法入国、伝染病のリスクが高いなど)は通知されるらしいですが、嬉しいやら、悲しいやらな感じです。

しかし、拒否されても不服申し立てる権利があるので、抗議やら再トライはできそう。また過去に拒否されたからといって、永久的にその結果が付きまとうことなく、将来的には許可される可能性もあるので、希望は捨てちゃいけません。

どうする?ETIAS

ETIASの費用やら対象国などは決まっているものの、申請画面は準備中なので、果たして2024年に間に合うのか、どうか。ヨーロッパへの入国は、入国カードもなければ税関申告書も不要だったので、今思えば本当に楽だったんだなぁと、ETIASの登場をきっかけに今までの優遇さをしみじみと感じていました。

ただ入国審査は時間がかかっていたので、ETIAS導入によって短縮されるのであれば、それはそれで嬉しいもの。日本や海外に関わらず、入国審査は、その国を訪れる外国人にとって初めて接する現地人の場合もありますから、歓迎ムードを感じたいものです。