2024/07/08 魅惑のアーティチョーク




すごいキレイなアーティチョークが手に入りました。
コンパスを使っても書けないくらい、美しい曲線。
一枚一枚めくるごとに宝物に近づいていく、冒険心をくすぐる野菜です。
2024/04/06-07 かけ声とからくりが轟く、犬山祭




















国宝の犬山城が控える城下町で1年に一度の春の祭典、犬山祭。各町から13基の山車が路地を闊歩する様子に胸は高まり、かけ声に身体がうずく。見ず知らずの人たち全員がかっこいい。お祭りって魔法のような時間。
















日中は、山車のからくりが披露され、夜は提灯に照らされて。LEDではなく、ひとつひとつに火をつける様子から慈しみが垣間見え、あたたかい。来年も再来年も、ずっと続くことを願ってしまう。多くの人に知ってほしい景色がここにありました。




春になると自然と心がわくわくするのは、きっと太古の昔に私たちが頑張って冬を耐えてきたことを身体の細胞が覚えているからなんじゃないかなって。確かな理由なんて必要なくて、ただ春は明るくて、美しくて、それで十分なのです。
2024/03/05 雫がしたたる、伊勢神宮




















雨の中、三重県の伊勢神宮へ。
人も少なく、緑が濡れてつややか。
一心不乱で道を清掃したり、木々のケアをしたり。
厳かな美をまとう人々に釘付けになりました。
2024/02/24 ドイツの森で春探し








まだ寒さが残るドイツ・フランクフルト。それでも日が差す時間は徐々に長くなり、頬にふれる風もやわらかに。去年も同じころに写真を撮ったけど、比べて見れば今年の方が暖かそう。冬が来たら、今度は春。着実に木々も次の季節に向かっています。








2023/06/14 大洲の鵜飼船でたゆたう








愛媛県の大洲市。江戸時代は城下町として栄えましたが、それ以前に急な山々が多い四国にとって数少ない平坦な地です。
立役者は、一級河川の肱川(ひじかわ)。
暴れ川として住民を苦しめた時期もありますが、今では日本三大鵜飼のひとつを担い、町を盛り上げています。
「NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町」では、朝食をいただきながら鵜飼船で遊覧を楽しむプランを実施。
さーさーと水面を進む音、きぃきぃと舵が鳴る音。周りは静寂に包まれ、今なら朝もやが舞う音さえも聞こえてきそうだと感じました。
2023/06/13 伊予灘ものがたりが紡ぐ、愛媛の絶景
2023/05/18 ジョグジャカルタの夕べ
2023/01/28 ドイツの森を散歩
2023/01/18 成田空港からフランクフルトへ
【PHOTO】2022/07/09 ドイツ・エルツ城(Burg Eltz)は天然要塞でドイツ三大美城



フランクフルトから車で約2時間の場所にある「エルツ城(Burg Eltz)」。ノイシュバンシュタイン城、ホーエンツォレルン城とともに、ドイツ3大美城に数えられ、建設当時から一度も破壊されたことない歴史から「難攻不落の城」ともいわれています。
そして、さらにユニークなのがこのお城は個人の所有物、エルツさんのお宅です。自分の住まいを説明する上で「お城に住んでいます」という嘘が真実になるという一族がいることに驚きです。一時は100人が暮らしていたことも。
春から秋までの期間に公開され、入場券には城内ツアーと博物館も含まれ、ツアー(英語、ドイツ語の交互で7~10分間隔で出発。所要時間は約40分に入らないと部屋が見られません。でも、参加する価値ありです。



山の奥深い場所にあり、近づくまで姿を隠しているため、「本当にあるの?」と疑ってしまいます。その分、お目にかかった時の感動と驚きはひとしお。
山々に囲まれた場所にあり、見る角度によって姿が変化。ノイシュバンシュタイン城のようにお決まりのポーズ、角度がなく、近づくごとに色々な表情を見せてくれるのも美城に選ばれたひとつなのかなと感じました。



■エルツ城の基本情報■
住所:Burg Eltz 1 D-56294 Wierschem
営業期間:4月1日~11月1日の毎日 9:30~17:30 (最終入城時間は17時)
入場料:大人12€、学生7€、ファミリーチケット(大人2名、子ども2名以上)32€
アクセス:フランクフルトから車で約2時間、
最寄り駅「Hatzenport」から365番バスに乗車し、バス停「Burg Eltz」で下車(所要時間25分、バスは1時間に2本運行)
https://burg-eltz.de/en/homepage
2022年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
【PHOTO】2022/06/20 ドイツ・バイロイト(Bayreuth)の華麗な歌劇場








「グーテンターグ(Guten Tag)」ではなく、特有の「グリュスゴット(Gruss Gott)」がお決まりの挨拶というドイツのバイエルン地方。
南に位置し、観光地として人気のミュンヘンもバイエルン地方にある都市ですが、今回はバイロイトにある世界遺産を訪問。
「バイロイト辺境伯歌劇場」は18世紀に完成した歌劇場で、
もともとはプロイセン王族出身のヴィルヘルミーネが、娘の結婚式を行うために建てたもの。
大規模な木造建築は石が主流のヨーロッパの中でも珍しく、しかも火災に遭わずに今も昔の姿を維持している希少な建築です。
数百年にわたって受け継がれてきた関係者の誇りと慎重な仕事ぶりの結晶です。




普段、写真を横で撮ることが多いですが、ここは縦型も映えます。
【PHOTO】2022/03/23 日本・地獄谷野猿公苑のほっこりさる




長野県長野市から車で約1時間の場所にある「地獄谷野猿公苑」。
日本より海外の方が認知度が高いかもしれない、温泉に浸かるおさることスノーモンキーがおります。
野生でありながら、寒いから仕方なく温泉に浸かるのですが、入浴中の無防備で心地よさそうな表情が話題。
その微笑ましい光景見たさに多くの人が、寒さ厳しくとも訪れます。しかし、その価値はありです!




特に3月に訪れると生まれたばかりの子ざるもいるので、愛くるしさは倍増。
動物園では、おさるはさぁーっと見るくらいですが、ここではずっと眺めていられます。
















一人ひとりが本当に表情豊かで、一枚より数枚を連写した方が動きも出て、面白い写真に。
少し怖いのか、縁に手をついている姿がまた可愛らしいです。




お互い毛づくろいしあったり、目を細めてお湯に浸かったりと終始、静かで和やかな雰囲気に包まれていました。
訪れた人たちも自然とほほ笑み、心なしか足取り軽く立ち去っていきます。
私たち人間が好きなものはおさるも好き。みんな同じなんだなと共有、共感できることに嬉しさがこみあげてくると同時に、地球上で暮らしているのは私たちだけじゃないんだと再認識。
環境問題や動物愛護の意識を入浴姿から芽生えさせるとは…、やっぱり常日頃から全力で生きている野生のおさるには敵いません。















































































